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ジストニアを疑う2症例への対応
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症例報告 ジ ス ト ニ ア を 疑 う 2 症 例 へ の 対 応

 
喜島鍼灸院  喜島顕
 
「抄録」
 
症例 1:男性、58歳、ピアノ教師(元ピアニスト)
 

主訴: 両肩甲骨間と両背部の凝りと痛み。左拇指の動きの違和感。
 

病歴:40歳の頃K病院を受診、パーキンソン病に使われる薬を処方されたが悪化、ブロック注射も効果なし。 その後、Y病院、A医科大学系鍼灸院、マッサージ、心療内科、電磁治療などを受診するが改善傾向は認められない。
 
当院にて鍼灸治療を少なくしてマッサージ治療を多く行う。通院頻度は約半年間は週2回ペース。その後約1年半は毎週1回。約2年6か月の通院後、10年余りは来院せず。
 

現状:ピアノ教師としては「完全復帰」。しかし、最後の最後でまた後退することを繰り返している。
 

症例 2:女性、32歳、ピアノ教師(ピアニスト)
 

主訴: 頸が右しか向けない、頸部筋肉の強張り、身体の捻れが出現。
 

病歴: B大学付属病院を受診するも経過観察のみで具体的な治療は無し。当院にて「肝虚寒証」と判断して施術。灸とマッサージ、大腸経ラインをメインに施術、約2年余り当院に通院。その後、A医療大学の鍼灸治療を開始。
 

現状:自宅でも出来るストレッチを毎日継続し改善傾向。演奏にも支障がほぼ無くなった。
 

結論:二人のピアニストに現れた手のジストニアと痙性斜頸に、マッサージ主体の施療と、鍼灸主体の施療を実施し、鍼灸主体で寛解が得られた。
 
両症例の効果の違いは、ジストニアの病態の差なのか、或いは、マッサージと鍼灸効果の差なのかを検証する価値がある。(本文600字)
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