コンテンツに移動します
症例報告 パーキンソン病にムクナ豆を用いた一症例
過去の演題 > 一般用ページ

症例報告  パーキンソン病にムクナ豆を用いた一症例

木更津杏林堂   金井正博
「抄録」

目的: パーキンソン病(PD)患者さんで薬の副作用を気になさっている方が多くみられ、食事で改善できないかと問われることも多い。ムクナ豆はL-dopaが多く含まれている事で知られている。PD患者さんがムクナ豆を自身で栽培し、調理し食用しているケースを経験したため紹介する。
対象と方法:76歳男性、農業、ヤール3度。2011年発症。2015年当院受診(当時ヤール2度)。左手の振戦、肩の痛みを認め、左足の動きが悪くアンバランスで、(最近は右足も動きが悪い)腰痛あり。便秘症、時々嫌な夢を見ることあり、起立性低血圧あり。ADLに支障(ボタン掛け、茶碗を洗う動作、パイプのバルブの栓を閉める動作)をきたす。2016年よりL-dopa製剤と共にムクナ豆1日10gを煮豆にして食用開始し、動きが良くなる。以後、ムクナ豆栽培と農業を継続している。現在15g食し、薬の量も多少増えているが、鍼灸治療とムクナ豆を併用し、日常生活に支障をきたすことはなく、趣味のカラオケや自彊術を続けてる。考察:罹患11年目の現在、加齢と療養期間の長さに伴い L-dopa製剤の量は多少増え、歩行テストやQOL評価は少しずつ下方したものの鍼灸治療と1日15gのムクナ豆摂取を併用することで、農作業や趣味のカラオケや自彊術を継続できていることから、日常生活に大きく支障をきたさない一定水準以上のQOL・ADLが維持できている。
(590字)
事務局:
〒168-0081
杉並区宮前1-20-29
シャンボール高井戸203
gunkojin@gmail.com

コンテンツに戻る